Vol.5

 この冬初めて、「あったか敷きパッド」なるものを購入した。毛布生地のシーツで、これがとてもあったかい。これのおかげで、今年の冬は、電気毛布は使わないで済んだ。仕事の関係で東京に来ているが、こちらの気温なら、これで十分冬も乗り切れる(地元の東北ではちょっときついと思うが)。

 購入したもともとのきっかけは、寝るときに「寒いから」。冬に布団に入ると、ひやっとする。そのまま入っていれば、体温で少しずつ暖かくなってくるが、やっぱりきつい。ある程度は暖かくないと、なかなか寝付けない。

 でも、敷きパッドを敷いてからは、ひやっとする感覚はなくなった。とても布団に入りやすい。気持ちもゆったりしていられる。なかなかいい感じだ。

 あくまでも結果だけど、電気毛布は使わないで済んだので、電気代も節約できた。ちょっと嬉しい。それと、ふと気づいた。これって省エネにもなっているということ。省エネ=温暖化防止になっていた。そもそもの目的は違うけど、温暖化防止にも役立つことをやっていた。


 これまで二年間、仕事で温暖化対策を考えてきた。でもそれまでは、温暖化を意識したことはなかった。なので、自分の家でどんなことをやるか、も意識したことはなかった。せいぜい、節約のため省エネを心がけたぐらい。

 たぶん多くの人は、こんな感じじゃないかと思う。温暖化を意識することもほとんどないだろうし、意識して何かをやっていることもないんだと思う。

 温暖化対策は、「意識の低い人たちにどうやって取り組んでもらうか」と言われる。それは大事なんだと思う。けれど、自分でも気づかないうちに、温暖化防止に役立っていることがあると思う。「意識が低い」と言われる人でも、きっと、普段の生活の中で、温暖化防止に役立つことをやっているんだと思う。

 気付いていないだけなんだったら、気付いてもらえばいい。気付けばきっと、もっとやれることが増えてくる。そういうみんなに「気付いてもらえる」ことを、プロジェクトECOIIができたらいい。

                           幹事 工藤智広

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